住宅ローン保証料は分割(金利上乗せ)支払いの借り入れがメリットが大きい

 住宅ローンを組んでみて最大の失敗は、住宅ローンの保証料を一括支払いしたことでした。

 保証料の支配方法に金利上乗せと一括支払いが選べるのであれば、金利上乗せを選択する方が大きなメリットがあります。
 保証料の支払額をを単純に比較すると

 支払額は、 一括支払い < 分割支払い となります。

 しかし、単純見える数字はごく一部。

 分割支払いを選択すると一括支払い分を住宅ローンの頭金に組み入れることで元本が減るため、長期の金利メリットにより、分割支払い分による増額分のある程度を吸収することができます。

 更に保証料分を頭金に組み入れることで、借入金額に対する自己資本比率が僅かながら大きくなります。

 自己資本比率が大きくなることは、借入金の金利引き下げ判断基準にも関わってきます。

 保証料の金額で金利が変わることは少ないですが、金利から下がるという可能性もあります。


 これに対して、一括支払いを選択するとローン途中で借り換え等で完済したとき、借入開始から数年が経過しただけで一括支払いで支払った分の払い戻しは大きく減額してしまいます。

 長い住宅ローン期間中、社会情勢により金利の変動はいつ起きるかわかりません。

 その中で一度も借り換えを行わないことの方が稀です。

 このため、当初から借り換えの可能性を否定せず、分割支払いにしておいた方が借り換え時のメリットが大きくなります。

 保証料の支払いは一括支払いが基本。

 分割支払いに関する方法は、パンフレットの隅に小さく書いてある程度で銀行側は一括支払いを進めてくることもあります。

 これに流されず、冷静に判断することが大切だと後になってつくづく感じました。

 当ブログの管理人は、金利が大きく下がり予定外に借り換えを行うこととなったため、一括支払いした保証料の多くが無駄になってしまいました。

 詳しくは、家を建てる>住宅ローンの検討と手続き

 >住宅ローンの保証料とは
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