グーグルアドセンスで空白となる時の代替広告が設定できないのは2019年5月の仕様変更によるものです。

 グーグルアドセンスを利用していると、配信される広告がないため広告スペースが空白になってしまうことがあります。
 空白となったとき、スペースが折りたたまれる。又は空白スペースが表示されることが通常です。
 この空白の表示の対応として、従来では他の代替え広告を設定することできました。しかし、2019年5月の仕様変更により、「表示可能な広告がない場合」の対応が簡略化され設定画面がなくなりました。
 代替広告の設定では、グーグルアドセンスの広告ユニットの設定画面において、

 「▼表示広告がない場合」
  「広告ユニットを折りたたむ、展開時は空白スペースを表示する(デフォルト)」
  「広告ユニットを折りたたむ、展開時は色を表示する」
  「他のURLを表示する」

 の内、「他のURLを表示する」を選択することで設定することが出来ました。
 しかし、仕様変更後には設定画面が大きく簡略化され殆どの設定項目がなくなりました。これにより、代替広告を設定する時に使用する「▼表示広告がない場合」も廃止。
 表示可能な広告がない場合、広告ユニットを折りたたむ。展開時は空白スペースを表示するのデフォルト仕様に統一されることとなりました。

 これにより新規に代替広告の設定は不可能となりました。
 既に設定してある代替広告の扱いに関して案内を見つけれなかったため、継続自体は可能なのかも知れません。


 私はこの情報を知らなかったため、なぜ設定できないのか延々と悩まされました。
 先月まで設定出来たただけに、もう少し早く導入をしておけば良かったと絶賛後悔中です。
 何れにせよこれから代替広告の利用を検討しても時間の無駄となるため、参考まで。


 この他、2019年5月の仕様変更となった項目は次の通りです。
 ・「テキスト広告とディスプレイ広告」が廃止。「ディスプレイ広告」のみとなりました。
 新規に広告ユニットを作成する際、「テキスト広告とディスプレイ広告」が無くなりました。

 ・広告サイズが「レスポンシブ」と「固定」の2択なりました。
 従来の横長や縦長等を選択がなくなりました。
 
 ・広告タイプが「ディスプレイ広告」となり、「テキスト広告のみ」などが廃止されました。

 ・テキスト広告の廃止に伴う変更
  ・テキスト広告の廃止に伴いテキストの色などを変更する「テキスト広告のスタイル」の設定画面がなくなりました。
  ・広告ユニットのスタイルの設定テストが廃止されました。

 ・広告コードのタイプが「同期」と「非同期」選択式から非同期に一択となりました。
 同期コードが必要な場合には、手動にてコードを変更が必要となります。
 同期コードの生成方法については、
 外部リンク:アドセンスヘルプ>広告ユニットで同期広告コードを生成するには
 https://support.google.com/adsense/answer/9183243
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