2022/11/09
ホームページビルダーでエラーコード:1001で接続できないのはロリポップサーバーのセキュリティ強化が原因です。
2022年10月4日、ロリポップのレンタルサーバーはFTPS接続のセキュリティ強化のため、「TLS1.0」「TLS1.1」での暗号化接続を停止しました。
これにより現行のホームページビルダーシリーズに標準で搭載されているファイル転送ツールによる接続を行おうとすると、
「以下の原因により、サーバー******に接続できませんでした。エラーコード:1001」と表示されアップロードが失敗するようです。
当面、ホームページビルダーを利用して作成(更新)では、ファイル転送だけ他のアプリの利用が必要となりそうです。
ホームページビルダーはとても便利で当方も愛用しています。
作成から編集。転送まで一括でできるソフトで非常に便利でしたが、今回のロリポップの変更により一括してファイル転送によるWeb公開までの作業が出来なくなりました。
ファイル転送が出来なくなったとはいえ、編集などはこれまで通り行うことができ、最後のファイル転送だけは別作業が必要となります。修正パッチ等でのホームページビルダーの対応が待ち望まれます。
当面の対応方法の例(管理人の場合)としては、
無料ソフトのFFFTPを利用して、ファイル転送を行います。
ソフトの入手と設定方法は次の通り。
ファイル転送ソフトのダウンロード:窓の杜>FFFTPのダウンロード
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/ffftp/ 設定方法:ロリポップレンタルサーバー>Win FFFTP(FTPS対応版)の設定方法
https://lolipop.jp/manual/hp/w-ff-ftps/ ファイル転送に関して上記の内容で十分です。しかし、ホームページビルダーでの管理を容易とするため、転送後はホームページビルダー上でもファイル転送したと認識しておくと便利です。
ファイル転送済と認識させるには、
ホームページビルダーでサイト開き、タグ「サイト」>「転送設定」>「すべて転送済にする」
→「サイト内のファイルをすべて転送済みとマークされます。よろしいですか?」でOKを選択。
この作業を行うことで、次回更新時にホームページビルダーでファイル転送を選択すると更新したファイルが転送ファイルの一覧に表示され、転送漏れを予防することができます。
ファイル転送のセキュリティ問題のため、ホームページビルダーも遅かれ対応することと思います。しかし、対応は新ヴァージョンでの対応となるか、既存旧バージョンを含めた修正プログラムとなるかは不透明。この不便さは致命的なため、何れにしても早く対応してもらいたいですね。
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