ステンレスシンクからの水漏れを穴埋めパテで自分で修理しました。

ステンレスシンクの水漏れ
 30年を超える古いステンレスキッチンシンクから水漏れが発生したため、補修用パテを使用して腐食穴を埋めての水漏れ修理を行いました。
 修理に合わせ汚れた排水栓を新品に交換したことにより、見た目にも衛生的に改善することが出来ました。
 修理代は使用した工具を除き補修用パテが約1,000円。新品の排水栓と排水ホース約2,600円で3,600円程度で修理することが出来ました。
 錆に強く耐久性が高いステンレスキッチンですが、傷がつきやすく他、漂白剤、塩分、塩素の他、異種金属に長時間接触させると錆が発生します。
 経年劣化によりある程度の腐食は致し方ありませんが、錆が浸食してステンレス層を貫通する腐食穴が空くと水漏れが発生します。
 特に排水栓周りは形状により段差による凹凸があるだけでなく、ステンレスの厚みが他の箇所と比べて薄くなるため腐食穴が空きやすい箇所となります。
 腐食穴が排水栓の取付と干渉しない箇所であれば作業は比較的簡単です。補修したい箇所の水と油を落とし、サンドペーパーで腐食した錆と補修用パテを貼る範囲を荒してパテを貼り付けるだけで修理することが出来ます。
 費用としては、
 補修用パテ:ロックタイトの多用途補修パテ 800円程
 サンドペーパー:80円程 ほどになります。

 腐食穴が排水栓の取付と干渉する場所であったり、排水栓の取付部ではあれば難易度は高くなります。
 排水栓はステンレスシンクの取付部と隙間なく密着させる必要があるため、パテによる凹凸が水漏れの原因となります。このため、補修した箇所はサンドペーパーで丁寧に均す必要があります。
 また、いくら均しても補修パテによる厚みがある分、ステンレス部と補修パテの厚み差を補うためゴムパッキン等が必要となります。
 費用としては、
 補修用パテ:ロックタイトの多用途補修パテ 800円程
 サンドペーパー:80円程×3種類
 ゴムパッキン:200円程(元ついていたものが劣化していれば2枚必要)

 補修パテを使用した修理がどの程度持つかは不明ですが、それでも30年以上経過した古いシンクでも素人作業でとりあえず水漏れを直すことができました。
 今回使用した補修パテはステンレスキッチだけでなく、プラスチックなど幅広く使用できるため、水漏れでお困りの場合には一度試してみて損はないかと思います。

 キッチンの水漏れ修理について詳しくは、
 家を建てる>家の修理と修繕
 >ステンレスキッチンシンク腐食による穴あきと水漏れの補修
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