引き戸がぴったりと閉まらないで斜めの隙間ができるのは戸車の調整ねじで直すことができます。

斜めに隙間ができた引き戸
 引き戸が斜めに傾く。枠側が歪み傾くなど経年劣化によりおきる歪みは、僅かであっても隙間ができます。引き戸は予めこの歪みによる隙間を調整できるよう戸車の高さで傾きを補正できる構造となっています。
 引き戸の下側の戸車は、2次元調整戸車となっていて左右(奥行)や上下(高さ)を簡単に調整できる高機能な構造です。
 引き戸の戸車の上下(高さ)を調整することで引き戸全体の高さの変更だけでなく、左右の高さを変えることで傾きを変えることが出来ます。
 引き戸との傾きと枠との傾きを合わせることで、ぴったりと閉まり隙間を直すことが出来ます。
 また、戸車の高さの調整では隙間を防ぐだけでなく、
 ・枠との擦れの解消
 ・外れやすくなった引き戸を外れ難くする
 ・外れなくなった引き戸を外すことが出来るようにする
 など、多くのトラブルを直すことが出来ます。
 引き戸は経年劣化により引き戸本体の歪み。家や枠の歪み。戸車の摩耗。衝撃による位置ズレなど、少なからず調整が必要となる箇所です。
 簡単な作業であるため、擦れや当たりにより戸車や引き戸・枠に破損が発生する前に調整することが大切です。

 詳しくは、
 家を建てる>家の修理と修繕>引き戸の車輪・クローザーの交換と調整
引き戸の隙間の調整方法
関連記事

コメント

非公開コメント

人気ページランキング